めっちゃ汗かいたのに体脂肪が増えてる?
さあ、ダイエットの為にランニングマシンでしっかり走って汗かいて少しでも脂肪減らすぞ!
と気合入れて取り組んで、数十分後ランニングを終了してからあらためて測定してみると・・
体脂肪が増えてる!? どういうこと?
私はパーソナルトレーナーと併せてフィットネスクラブのジムトレーナーも務めておりますので、よくお客様から上記の状況になり、どういうこと?と聞かれることが時々あります。
水分量が影響する
通常、ジムにおいてある体脂肪計や体重計(体脂肪測定機能付き)は生体インピーダンス法といわれる微弱の電気抵抗で測定をします。
この時電気抵抗は筋肉、骨、血液、水分等、脂肪以外を読み取り。脂肪は読み取れないので読み取れなかった分が体脂肪と認識します。
あとメーカー、機種にもよりますが年齢性別による基準値と合わせて数値を出しているものもあると思います(入力する年齢によって体脂肪率が変わるとか)。
で、話を戻しますと何でがっつり汗をかいたのにその後の測定で体脂肪が増えてしまったのか・・
それは水分が減ってしまったから。
脂肪対それ以外
と考えればわかりやすいかと思います。
例えばランニングマシン始める前にしっかり水分補給もして体重計に乗ったら70kgで体脂肪率は20%と出ていたとします。
20%ということは重さでは14kgとなりますね。
その後、がっつり走って汗もガンガンかきました。少しでも減るように途中の水分補給もせず頑張りました。
水分は摂っていないので体重は減ります。仮に5kg減ったとします。
体重は65kgになりました。
でも体脂肪の重さは14kgと考えると、体脂肪率は21,5%(14÷65)といった感じで増えてしまいます。
運動した直後では水分はシンプルに減りますが、脂肪燃焼されているとはいえ即脂肪が減少されるわけではありません。
最初に量った時よりも水分が減った分、体脂肪率は増えてしまったと測定上はなってしまうわけです。
逆をいえば水分大量に摂って測定すれば、例えば70kgの人が10リットル水がぶ飲みして80kgになって測れば体脂肪率は17,5%(14÷80)という数字上の理屈にはなります。
直後の測定に一喜一憂しないこと
運動直後は単に水分が減った状態ですし、その後必ず水分は摂るわけですから元の状態に戻ります。
脂肪燃焼もしっかりされていますが運動直後に数字としてすぐ表れるわけではありません。
コンスタントに数字を記録して日々の成果に役立てたい場合は運動直後ではなく毎日の変化の少ない時(起床後や運動前など)の測定がおすすめです。
運動直後はその日の運動量や水分の摂取状況によって数字が大きく変化してしまいます。
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