プッシュアップバーって必要?
ジムに行かなくても家でも器具いらずで手軽に出来る筋トレの代表といえば”プッシュアップ(腕立て伏せ)”ですよね?
でもプッシュアップ(腕立て伏せ)用のバーもありますよね?
あれ使ったほうが良いのか無くても別にいいのかどうなんでしょう?
プッシュアップバーの良いところ
プッシュアップバーがなくてもプッシュアップ(腕立て伏せ)は勿論行えますが使用することの利点としては
・深くストレッチ出来るので細部の筋肉(主に胸筋)まで効かせることが出来る。
通常のプッシュアップの場合上半身を床と胸がスレスレのところまで下ろした時、まだ深く下ろそうと思えば下せるけど床に着いてしまうのでそこで上体を持ち上げることになります。
可動域が限界まで来ないところで持ち上げることになります。
深いところまで下ろせればそれに伴いそこから持ち上げるのに必要な筋肉が使われることになります。
可動の範囲が広がるということはそれだけ筋力を使うことになるので同じ1回でもプッシュアップバーを使用したほうが”筋トレ”になるといえます。
・プッシュアップバーを使用することでトレーニングのモチベーションがあがる。
何もなしで出来るのがプッシュアップや自重トレーニングの良いところですが、何もなしでいつでもどこでも出来るがゆえ、やる気になかなか切り替えられない点もあるように思います。
その点プッシュアップバーという”器具”があると”よしやるぞ”という気にさせてくれる利点はあるんじゃないかと思います。
なんだそんなこと笑 と思われそうですが私自身ジムにプッシュアップバーがあればプッシュアップしようと思う時は基本的に使います。
プッシュアップバーを使ってのプッシュアップ動画↓
ベンチプレスの強化に役立つ?
プッシュアップがベンチプレスの強化に役立ちますか?
ベンチの代わりにプッシュアップやっておけばMAXアップしますか?
時々聞かれる質問です。
ちなみにMAXとは1回挙げられる最高重量のことです。
まずあなたがベンチプレス初心者であればベンチプレスの代替にもなるし強化になる可能性十分にあると思います。
基本的にプッシュアップは体重の約60%の負荷と言われています。
70kgの人なら42kg位ですかね。
ただプッシュアップは身体全体を支えながらなので腹筋や脚にも負荷が掛かるのでベンチプレスと全く同等ではない点知っておいてください。
例えばこの70kgの方が42kgのベンチプレスを持ち上げられない、持ち上げられてもやっと1回、2回ならベンチプレスよりまずプッシュアップをしてベースの筋力アップを図ったほうがいいと思います。
自重では物足りないという段階にまだ来てないわけです。
個人的な感覚になりますがプッシュアップがしっかりと誤魔化さずに30回程度出来るようになるまではベンチプレスに拘らなくても良いかなとも思います。
ここらへんの段階の方にとっては十分ベンチプレスの代替筋トレになります。
ただ逆に女性で多いのですがそもそもプッシュアップが1回も出来ないという方もいます。
そういう方はベンチプレスでごく軽い重量を扱うのは有りかと思います(チェストプレス等のマシンのほうがより良い)。
プッシュアップは自重の為バーベルのプレートを足していくように負荷を上げることが出来ません。
プッシュアップの回数がどんどん増えたとしても筋持久力の向上にはなりますが最大筋力の向上にはならないのである程度からMAXの更新には直接的には役立たないと思います。
ただがっつりベンチプレスやる人でもやり終わって疲労している中でのプッシュアップで最後追い込む、プッシュアップバーを活用してしっかりストレッチさせながらベンチプレスでは効かせられなかった筋肉に刺激を入れて仕上げるといった活用はとてもおすすめできますし、ジムに行けない日に代わりに自宅でプッシュアップで繋げておくことで筋力の維持、筋持久力の向上を図り結果としてベンチプレスのMAX向上に役立つ側面はあると言って良いと思います。
トレーニングの成果はその1回だけではなく継続やその繋ぎ合わせですからそこを意識すれば目的に向けた素晴らしいトレーニングになるはずです。
プッシュアップバーを選ぶポイント
値段はリーズナブルなのだと1000円ちょっとのモノもあると思います。
正直大差ない笑と思います。
支える土台なだけなので。
ただやはり
- 安定している
- 握る部分が痛くない
ここは押さえておきたいですね。
グラグラして不安定では困りますし、グリップのクッションが薄くて体重が掛かって支えると手が痛いといった心配もあります。
そういう点ではやはり信頼あるメーカーのモノが安心出来るかも知れません。
プッシュアップバーとしてはなかなかハイグレードなモノもあります。
安定感はとても良さそうです↓
個人的には用意出来るなら持っていた方が良いと思います❗
ウエイトトレーニングとプッシュアップ等の自重トレーニング、うまく両方を活用して各々の目的に合わせて筋トレしていきたいですね。