腸腰筋に効かせるスプリットスクワット
スプリットスクワットは脚を前後に開いた状態で行うスクワットです。
通常のスクワットは脚は左右に広げて行いますよね。
スプリットスクワットは一歩前に踏み込んだ状態でスクワットを繰り返します。
やり方や狙い方は色々ありますが今回は腸腰筋に効かせるスプリットスクワットをご紹介出来ればと思います。
スプリットスクワットは実用的で実戦的
通常行うスクワットは脚を左右に広げしっかり安定した状態で屈伸運動を行います。
下半身がしっかり安定した中で行うので脚力の強化にはバッチリですしバーベルを担いでのスクワットならば体幹の強化にも繋がります。
大変素晴らしいトレーニングの”王様”のスクワットですが物足りない点もあります。
それはその動作自体は日常やスポーツの場面であまり実用的ではないということです。
両足を左右に広げてグッとしゃがみ込んで左右均等の力で立ち上がるという動作は日常やスポーツの場面でもあまりない動作かと思います。
基本的には脚は左右の脚が前後になって動きます。
歩く時、走る時を考えるとわかりやすいかと思います。
前後になっている状態でのバランスやそれぞれの脚が別々の動きをするといった日常での実用、スポーツでの実戦に直結する動作がスプリットスクワットの利点といえます。
通常は前脚メインで行う
ノーマルのスプリットスクワットは脚を前後に開き前脚を主役として行います。
腰を落としていった時に大体前後の脚それぞれの膝が90度になる位に腰を落とします(前脚はもう少し曲がる場合もある)。
後ろ脚はバランスが崩れないようにサポートをする程度であくまでもメインは前脚で。
通常のスクワットでは得られない不安定さの中での動作で日常やスポーツに直結するので大変おすすめです。
でも今回は狙いを変えたやり方をご紹介したいと思います。
腸腰筋を狙う
腸腰筋狙いのスプリットスクワットは意識すべきは後ろ脚になります。
ざっくりおへそ付近から後ろ脚の太もも前面を意識して下さい。
- 前後の足幅はノーマルのスプリットスクワットよりも広く取る。
- しゃがみ込んだ時におへそから後ろ脚の太もも前面がしっかりストレッチ(伸ばされている)されているのを感じる。
- 後ろ脚を前に締めに行く(脚を前に持ってくるイメージ。実際は脚は地面についたまま)ように立ち上がる。
腸腰筋狙いの何が良いのか
腸腰筋は上半身と下半身を繋ぐ筋群。
脚を持ち上げる、引き付ける動作で使われるので日常でのつまづき防止や腹筋群の深層部にあるのでスポーツでのボディバランスや体幹強化、更にウエストの引き締め効果も期待出来るのでシェイプアップやダイエット目的の方にもおすすめです。
勿論、本来の前脚の脚力強化もバッチリ行われるので一石何鳥にもなります。
動画で説明しています
文章での説明だとなかなかしっくりこないかと思います。
動画でも説明しております。
ご参考になれば幸いです!
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