ダンベルスペルキャスターは超マイナー種目
ダンベル種目はたくさんあります。
色々な種目を実際に行っているよという方も多いと思いますがこのスペルキャスターと呼ばれる種目は行ったことがない方が大半なのではないでしょうか?
あまり知られていないマイナー種目ならそんなに効果もないのでは?と思われるかも知れませんがそんなことはありません。
知られていないけれどもかなりおすすめ出来る種目ですよ。
ダンベルスペルキャスターのやり方
- ダンベルを左右それぞれ持って腕は下した状態で立ちます。
- 左右どちらかの片側に少しずらしたところから腕を伸ばしたまま一気に顔のあたりまで持ち上げます。
- そのまま反対の側のサイドに下ろします。
- それを繰り返す。
文の説明だと分かりにくいので動画をどうぞ↓
どこが鍛えられる?
主に
腹筋群全般
三角筋
腹筋を中心とした体幹強化になることが一番のメインです。
さらにフロントレイズやサイドレイズの動作が入るのでかなり肩トレの要素も含みますので三角筋の筋トレも兼ねます。
その他、大胸筋や広背筋、脊柱起立筋も使われますし、身体がブレないように下半身の安定も求められるので全身トレーニングと言えます。
誰におすすめ?
ラグビーやアメリカンフットボール、柔道やMMA等相手に掴まれてもバランスを失わないようにしなければならない競技はもちろん、サッカーやバスケットボール、ハンドボール、ラクロス等身体を寄せて競り合う競技での負けない体幹、ボディバランスの強化にもおすすめです。
さらに腹筋を中心に全身を鍛えたい筋トレトレーニーにも是非やってみて頂きたいです。
注意するところ
ダンベルスペルキャスターを行う際のポイント、注意点ですが、
- おへそは常に正面を向いているように心がけること
- 弧を描くように大きく振ること
- 落とさないように気を付けること
ダンベルを左右に大きく振ると勢いに負けて上半身が持っていかれます。
持っていかれるままに身を任せては体幹強化になりません。
左右に大きく振っても上半身は堪えて常におへそは正面を向いているように、振りに負けないようにブレない体幹を心がけましょう。
小さく振っては対して抵抗がかかりません。
左右に大きく顔の高さまでくるようにダンベルを振りましょう。
ダンベルが手からすっぽ抜けてしまうと周りの人や物を傷つけてしまう恐れがあり大変危険です。
確実に扱える重量で周りの安全に十分配慮して行いましょう。
なぜやる人がいない種目なのか
ジムでの筋トレの場合、多くは目的の部位を狙った筋トレ種目になります。
胸なら胸、肩なら肩、腹筋なら腹筋といった感じで。
ボディービルやフィジークのように各部位に拘った筋トレも大事ですが、なにか競技を行っているスポーツ選手はさらに実戦で使える、動ける動作も必要です。
実戦の場では筋肉をパーツごとに使うわけではありません。
むしろいかに連動させて使うかが重要です。
このような機能的に動かすトレーニングをファンクショナルトレーニングと呼んだりしますが、通常のジムだとスペースの問題もありあまりファンクショナルトレーニング的なことを行うことが難しかったりします。
なのでジムでの筋トレは部位を鍛える筋トレをするというのが普通となっているので、機能的に動かす種目はあまりやらないのですが今回ご紹介したダンベルスペルキャスターならジムでも行えます。
腹筋種目のバリエーションを増やしたいも良し、肩トレに違う刺激を加えたいも良し、全身トレーニングで追い込みたいも良しです。
手からダンベルが抜けないようにくれぐれも注意してくださいね。