パーソナルトレーナー@norifit

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蕎麦は最強の筋トレ飯!?


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普段何気なく食べているお蕎麦。

栄養価がとても高く高たんぱく低脂肪、もしかしたら最強の”筋トレ飯も。

筋トレや身体作り、シェイプアップやダイエットにいかに役立つかちょっと考えてみましょう。

 

とにかく栄養が豊富

蕎麦といえばルチンが豊富に含まれていることが知られています。

かつてはビタミンPと呼ばれていたルチン。

高血圧や動脈硬化の改善、毛細血管の強化や抗酸化作用があり生活習慣病の予防に効果的。

その他の栄養素もご紹介

ビタミンB1・・・糖質を分解する。疲労回復。白米の4倍

ビタミンB2・・・糖質、たんぱく質、脂肪の代謝(燃焼しエネルギー化する)を助け新陳代謝を促す。白米の4~5倍

食物繊維・・・血中コレストロールを減少、動脈硬化を予防。

たんぱく質・・・植物性たんぱく質が白米の1,4倍、小麦粉の2倍

リジン・・・必須アミノ酸で通常は動物性たんぱく質に多く含まれるが植物性たんぱく質には多く含まれないのだが蕎麦は例外。疲労回復や集中力向上、体の成長のサポートや肝機能向上にも。脂肪をエネルギーに換えるカルニチンの材料にもなる。

とまあ言いことづくめです。

およそ一食分でのたんぱく質量は10~12gで白米の4g前後と比較しても炭水化物としてはかなり高たんぱくなことがわかります。

高たんぱくで低脂肪の蕎麦、積極的に食べたくなってきましたね。

 

アミノ酸スコアが高い良質な植物性たんぱく質

アミノ酸スコアは必須アミノ酸がいかにバランス良く含まれていて良質なたんぱく質かを表す指標です。

100が最高で鶏肉、豚肉、牛肉、大豆、牛乳、卵等はアミノ酸スコア100。

普段我々が主食として食べる炭水化物で比較すると

米65 食パン44 うどん41に対し

蕎麦は92!

100に近く良質な植物性たんぱく質であることがわかります。

 

GI値が低いので脂肪がつきにくい

GI値とはグリセミックインデックスといい、食後の血糖値の上昇度を表します。

この値が高いほどインスリンの分泌も高まり脂肪を溜め込みやすくなると言えます。

炭水化物で比較してみると

米88 食パン95 うどん85に対し

蕎麦は54!

とGI 値が圧倒的に低いので急激な血糖値の上昇を起こさず脂肪になりにくい食材と言えます。

 

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蕎麦湯も飲もう

栄養満点の蕎麦ですが栄養素の多くは水溶性の為、茹でた時に多く流れてしまうそうです。

ビタミンB群や食物繊維、たんぱく質等せっかくの栄養素をしっかり取り込む為には最後に蕎麦湯も是非飲みましょう。

唯一のマイナス点?

通常残りのつゆに蕎麦湯を加えて飲むかと思いますが、つゆは塩分多いのでそこがあえて挙げるなら唯一のマイナス点か。

塩分過多や血圧が気になる方は蕎麦湯は単体で飲みましょう

あとは蕎麦アレルギーの方は避けざるを得ないですね。

気軽に食べられる

高たんぱく低脂肪で栄養価の高い食事は探せばいくらでもあると思いますが、それがあまりに高価だったり、日常で継続的に気軽に食べられる環境にないのであればおすすめしたところで意味がありません。

その点蕎麦は気軽にリーズナブルにどの地方でもお店もすぐ見つけられるし家で作るにしても食材も簡単に購入出来て食べられます。

これはとても重要なことです。

最後に

今回の蕎麦はざる蕎麦を想定して書きました。

天ぷらなり他のものを加えれば脂質も上がるので筋トレ飯、ボディメイクを考えているなら具なしでいきましょう。

筋トレやボディメイク、身体作りに励んでいる方々、庶民の味方の日本食である蕎麦

是非積極的に取り入れて見てください。