インクラインプレスとは
インクラインプレスはベンチを斜めにした状態（３０°か４５°程度）で行うプレス、ベンチプレスのような動作ですね。
どこに効く種目？
胸の筋肉である大胸筋の上部、肩の筋肉の三角筋の前部、上腕（肩から肘の部分）の外側の筋肉の上腕三頭筋に効く種目ですね。
ベンチプレスとの違いとしてはベンチプレスはフラットなベンチに寝た状態で行うので大胸筋の中部、下部に効きやすく、肩の三角筋への効きはそれほど高くなく、上腕三頭筋に関してはインクラインプレスとどちらも変わらずかなり効くと言えます。
ベンチプレスだと胸の上部への効きが物足りないところがあるので上部に効きがくるインクラインプレスは逞しいカッコいい胸筋作りには是非押さえておきたい種目といえます。
なにで行う？
スミスマシン
左右にレールがついていてその軌道に沿って動かすスミスマシンでのインクらインプレスは多くの人が取り入れるやり方だと思います。
斜めに座るのでバーベルではベンチプレス以上に軌道が難しくなるのですがスミスマシンならレールに沿って動かせばいいので安全に正確に効かせることが出来ます。
初心者の方でも導入しやすいと思います。
ダンベル
ダンベルで行うインクラインプレスも取り入れている方は多いと思います。
ダンベルは深くまで下すことができるので胸筋をしっかりストレッチさせることが出来、さらに左右それぞれでダンベルを持っているので動作の自由度が高いので狙いたい部分をよりピンポイントで意識して効かせやすいです。
最初は少し不安定に感じるかも知れませんが、すぐに慣れるので軽い重量から始まれば初心者の方でも大丈夫です。
バーベル
ベンチプレスを行うようにバーベルで行うインクラインプレスは専用のインクラインプレス台があればそれで行えますが、かなりマニアックなジムでないと置いていないので、通常はパワーラックで行います。
不安定さは一番あります。
軌道を作るのもベンチプレス以上に難しく、ラックの位置も頭上にくるのでラックだしや戻しの時に注意しないと顔に落ちてきてしまいかねません。
筋トレ初心者の方がいきなりやるのはおすすめしません。
初心者の方はスミスマシンかダンベルで始めましょう。
筋トレ中級者以上の方であれば軽い重量から安全第一で始めてみてください。
やはり直接リアルにバーベルを持ち上げて行うインクラインプレスは筋トレの充実感はかなり高いと思います。
ただ好みもありますし、ひとつに固定する必要もないので色々試してみてください。
動画で確認
パワーラックでのバーベルインクラインプレスの動画です。
ご参考になれば幸いです。
普段はスミスマシンやダンベルで行うけど久しぶりにバーベルでやってみた。 良い刺激。 #インクラインプレス #ジム #ラグビー #筋トレ #胸... | TikTok
